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あなたが触れた
その指先の体温は
とても冷たかった
わたしが触れた
あなたの頬は
とても暖かかった
どちらも同じ
あなたの身体
手を繋ぎ
感じた体温
あなたがわたしに触れて
感じた体温
全然違う
心が触れあえば
例え冬空の下でも
暖かく感じるのだろう
そんな小さな
取るに足らない事を
幸せであると
感じて居たい
やがて歳をとり
あなたが躓いた時に
あなたの手を
あなたの身体を
わたしは支えるだろう
その時に
あなたの体温を
感じられるわたしであり続けたい
それがあなたを守るという事だと信じていたい
あなたの体温を感じていたい
わたしの体温を感じて欲しい
心を感じていたい
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