プロローグ

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だからこそ余計に不思議で、不信感を抱かなかったのかもしれない。 いつもなら無視するはずの謎のメール。 俺は、自然にメールに記されているサイトへとアクセスしていた。サイトを見てみても、不信な点は見当たらなかった。 あくまでも普通のサイト…。 そう、某コミュニティサイトのようだ。 マイページ、掲示板、サークル、メールボックス…。 しかし、俺はこのサイトに登録した覚えなど無い。 アクセスしたのも、今が初めてだった。 「…なんでだろ」 時刻はちょうど、夜の10時を過ぎたところだった。
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