再会

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「シールズの咄嗟に出る体術は絶品」 メイが楽しそうにはしゃぐ。 シールズの攻撃はそれで終わりではなかった。 右足が地面についたと同時に軸として、半回転して左足での後ろ回し蹴りがフレイムの顔面を襲う。 (ここまで上がるか!?) さすがにフレイムは両腕を立ててシールズの蹴りを防いだ。 フレイムの鳩尾(みぞおち)はがら空きになりシールズは迷わずに剣で突く。 フレイムはジャンプしながら、シールズの攻撃をかわすとともに落下してきた大刀をキャッチした。 「逃がすかよ!」 「させるか!」 シールズの突きは照準を調整し、フレイムのジャンプがのびきった時点での鳩尾を突いた。 それと同時にフレイムは宙でキャッチした大刀でシールズの首に斬りつけた。
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