第三章 永遠の地

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シールズ達メビュース探索チームを見送った後、ハリソン達は冒険斡旋記録を元に、一緒に戦える同志を探しに行く準備をしていた。 「何だか予想しなかった事態になっちまったな」 フレイムが鉄製の胸あてを装着しながら、ゼウスに話しかける。 「あなたの予想が当たった事あったかしら?」 ゼウスは黙って頷くが、ローレライが悪戯っぽい笑みを浮かべて口を挟んだ。 「確かにアレグレータは敵ではないかもしれねぇが、味方とも思えねぇ。ゼウスも違和感があるんじゃねぇのか?」 フレイムは極めて穏やかにゼウスに話を振り直した。
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