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アレグレータの叫びも虚しく、次の瞬間パーティは時の門の外側にいた。
地面に横たわる姿勢になっており、リドリーが時を止めて運び出した事がよくわかる。
門の鍵はなくなっており、それぞれの武器は返されていた。
「都合の悪い話になったら追い出すのかよ!」
アレグレータは時の門を拳で叩く。
「でも殺さずに返してくれた」
シールズがアレグレータを後ろから抱き締めて止める。
「そうだね。私もキツイ事言っちゃったし」
「とにかく一度店に戻ろう。もうここにいてもメビュースは手に入らない」
ローランドはメビュースが手に入らなくて残念な思いもあったが、手に入らなくて安心もしていた。
時の静止を実感したからである。
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