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フレイムは意地悪な笑みを神官に見せた。
そして目は勝ち誇った揺らぎのない自信ある目だった。
「国を変えるという大儀の前にそんな理屈に屈している暇などない!」
神官はメイスを振り上げて渾身の一撃をフレイムに放った。
「馬鹿が!」
フレイムは腰の大刀を抜くと神官の横を走り抜けた。
「ぐっ……早い……!?」
神官のメイスは半分に折れ、神官は胴から真っ二つに割れた。
フレイムが横を走り抜けると同時に一閃を放ったのである。
「やっちまえ!」
残った三人の戦士がフレイムに斬りつけるが、ハリソンとローレライがそれを阻む。
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