第四章 バリア対メビュース

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「ナマ言うぜ。けど、メイの言う通りだ。理由はねぇ。単に気に入らねぇだけだ」 テーブルについていた皆がフレイムの意見に呆れてため息を漏らした。 「メビュース探索に同行したけど、ハリソンよりは冷静で正確な判断を下すリーダーだったよ。それにメビュースは手に入らなかったけど、彼の言うように“時の門”もその先の“永遠の地”も実在していたし、それらの情報を僕達に与えてまで僕達を欺いたとしても、彼にメリットはないと思うよ。ところで当の本人はどこに行ったんだい?」 ローランドがそう広くない店内を見回す。 「ゼウスと買物に出掛けたわよ。鍛冶屋にも寄るって言ってたわ」
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