第四章 バリア対メビュース

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『永遠の地』で見た指輪と同じだった。 「何だかわけがわからないけどわかったよ!」 シールズは強く頷いてメビュースを握りしめる。 ハリソンとローランドがこちらに向かって来ているのが見えたので後をまかせて剣を抜き、急いで曲がり角を曲がった。 そこではアレグレータが二人の戦士と剣を交えていた。 結界から戻った朝に大軍の傭兵を率いていた巨体の戦士と、自分とよく似た装備で雰囲気の女戦士とだった。 (やはりこいつらがドルデとカレン!) アレグレータがシールズに気付いて二人と間を置いて横に並ぶ。 アレグレータは左腕から血を流していた。
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