通り名

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「そんな雲をも掴む話……」 「可能性から言えば決して低くはないわよ」 相手にしないハリソンにメイが後押しした。 「バリアリングを破壊しなければ僕達は助からない。フレイムがその事実を知る可能性も低ければ、シオンと対峙してバリアリングを破壊できるかどうかもわからない。僕達のように一瞬にして結界に送りこまれたら……」 「フレイムは不可能を可能にする戦士なのよ。だからこそあらゆる戦いを生き残り、たくさんの生き証人を残しているの。名前が知れ渡るってことはそういうことじゃないかしら」
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