裏・戦華！！―女戦士・序曲―

孤軍奮闘

「死体に扮しているとわかっていて仲間とはぐれたのと、室内という空間でおれを相手にするのがお前のミスだ」

無視したフレイムにナイトメアは続けて指摘した。

「あいつら居たらお前とやるには邪魔になるからさ。。そしてこの店内には明かりが残されているからな。闇に溶け込むお前には不利だと思うぜ！」

フレイムはナイトメアとの間合いを一気に詰めて突きを繰り出した。

素早い突きではあったが、ナイトメアは側転でかわしてフレイムと距離を取った。

「ちっ！」

フレイムは追おうとして、再び突きの構えを取るが、そこで動きが止まった。

「野郎！」

フレイムの四肢に鋼線が巻き付いていたのだった。