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しばらく休んで疲労を回復すると、シールズは仲間達と合流するためにとりあえずバドの店に向かった。
すでに夜は明けており、小鳥のさえずりが聞こえる。
市場ではあったが人気はなかった。
バドの店だったところに着いたシールズだったが、店は焼け落ちており異臭を放っていた。
埋もれた骨をカラスがたかってついばんでいたので、シールズは剣を振り回して散らした。
(これでは何の手がかりもないな。みんなは店に戻ったか?)
「仕方ない。帰ってみるか」
シールズは『歌姫の魔力』亭に戻ろう振り返る。
背後には戦士が立っており、シールズはその顔を見て驚かずにはいられなかった。
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