キャンディーボックス

ソーダ

予想外の告白に戸惑った。ずっと片想いだと思っていたのに。君から好きと言ってもらえるなんて夢のようで。固まっていると持っていたハンドバックで殴られた。
｢黙るなっ！！｣
｢いってぇっ！！｣
断る気なんて全く無い。君からもらえた最高の言葉。
｢……先に言うなよ、バカ。｣
｢言わないアンタが悪いっ！｣
いーっと歯を見せ先へと進んでいく。

こんな幸せな夏祭り、他じゃ味わえないな。
刺激的でほんのり甘い。この恋はまだ、始まったばかり。