1章 世界のどこかで

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『ドアが閉まります。ご注意ください。』 いつもと変わらない電車。いつもと変わらない発車音。いつもと変わらない帰り道。いつもと変わらない空。いつもと変わらない日々。いつもと変わらない。。俺。みんな変わってない。 俺はこんな日常いや世界が大嫌いだ。そんな退屈を変えたのがこいつだった。 俺がマンションに着いて部屋の鍵を探してた。 『あっれ~おかしいな。たしかここに入れたはず...。』 『君が探してるのはこれかな?』俺はびっくりして後ろを振り向いた。 そこにはロングヘアーで紫のメッシュが入った白髪の少女が立っていた。 その少女は白髪をゆらしながら鍵を上下に投げながらこう言った。『阿修羅 魅羽王君』 俺はわけが解らなかった。(なんで俺の名前を知ってるんだ?!コイツ塚なんで俺の家の鍵持ってるんだよ。『あらごめんなさい。勝手に鍵捕っちゃって』魅羽王はギョッとした。『なんで俺が考えた事が分かるんだお前!?!?』するとその少女は『魅羽王と僕は契約者だからな。』 『ハァ?????』 なんだコイツ?? 『あと僕はRule.bookて呼ばれてるんだ。僕には名前がないから、だから、Ruleて呼んでね』 『は、はぁ~??(なんだコイツ...Ruleて)』俺あしゅら みはるはこのRuleと名乗る奴がまったく理解不能だった。 『こんな所で話は嫌だ中に入れてくんないかなぁ』そう言ってRuleは鍵を渡してきた。『......(な、な、な、なんてずうずうしい奴なんだ)』そう思いながら、俺は部屋を開けた。 俺はそのまま靴を脱ぎ捨て部屋へ入った。『???』魅羽王が振り向くとRuleは部屋をずーっと眺めていた。『??早く入れよ?虫が入るだろ!』そう言ってもRuleは動かない。Ruleの顔をよ~く見ると、その大きな目がキラキラ輝いていた。(もしかして)『お前こーゆー部屋始めて??』恐る恐る聞いてみた。『....うん!!!!』俺はびっくりして、こけた。 (な、な、なんて常識しらず)『僕はずーっと牢獄に入れられてたんだ。だからこーゆー、へや?!だっけ?まぁ始めて入るんだよ。』俺は固まった。(こんな12歳くらいの子が牢獄に!!またなんでそんな!!) 『びっくりした?でもしかたがなかったみたい。ここから本題に入るね。』彼女の顔が真剣な顔になる。そして俺は真実をしる。
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