146人が本棚に入れています
本棚に追加
眠りから覚めた龍之介は、あたりが暗くなっているのに気づき、電気をつけた。
すると、
「龍、ご飯よ~。」
と1階から母の声。
ドタドタと音をたて、下に降りていくと、龍之介は驚愕した。
またハンバーグ…。
すると父が…
「今日はハンバーグなのか、久々だな。」
と訳のわからないことを言っている。
「今日もハンバーグなの?」
と龍之介は母に聞くと、
「何言ってるの?昨日はお魚とお味噌汁だったでしょ。」
「…。」
言わた瞬間、龍之介の瞳孔が開き、額から一筋の冷汗が流れた。
「やっぱ…なんかおかしいぞ…。」
最初のコメントを投稿しよう!