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2階の部屋に上がってきた龍之介はバックを置き、テレビをつけた。
ニュースが流れているが耳にもせず、制服を脱ぎ、おきまりの短パンとタンクトップに着替えたのだが、着替えた瞬間、疲れが一気に出て、深い眠りに落ちてしまった。
…。
「龍、ご飯よ~。」
その声に眠りから覚めた、龍之介はドンドンと音をたて1階に降りた。
「今日はハンバーグか、久々だな。」
と今さっき帰ってきただろう父が言った。
俺は一人っ子で、家族は父と母と自分の3人。一人っ子である俺は大分裕福させてもらっている。
バイトしてなくたって、十分小遣いだって貰えるし、部屋のテレビもエアコンもDVDプレーヤーも自分で買ったことはない。
その点は凄い感謝している。別に家は金持ちでもないが、貧乏でもない。
何処にでもいるごく普通の家族である。
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