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俺の名前は滝川 凜太郎。
驚くことなかれ。
ただの人間、一般人だ。
いろいろあって魔法使いやら死神やらと暮らしている。
まぁ、詳しくは前作を見てくれ。
「凜太郎。これ解る?」
隣の席のラックが教科書の問題を指差して聞いてきた。
「あぁこれは、χが・・・」
なんて勉強教えてやったり、弁当作ってやったり。
我が侭聞いて、注文通り夕飯作って。
これが俺の日常。
そこそこ忙しく、楽しい生活だ。
それも全部この彼女様のせいなんだが。
俺は隣であくびをする彼女様を見た。
クスリと笑えば何よ、と睨まれて。
「寝癖ついてる」
そう言うと、えっ?どこ?と俺の嘘に慌てる彼女がとても愉快で
愛しい。
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