初カレ

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「ただいま~」 家のドアを開けながら、だるそうな声を出すと、犬のレイが吠えながら私に近寄ってくる。 その後ろからお母さんが笑顔でむかえてくれた。 「おかえり。学校どうだった?」 「まぁまぁ」 それだけ言って、玄関からすぐの自分の部屋に入った。 別に高校なんて、中学のときと変わんないし・・・。 私はどうせ地味女だもん。     友達だってできやしない。 そう思いながらベッドに寝転ぶと、急に眠気がおそってきて、私はそのまま眠ってしまった。
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