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僕は今まで、僕を支えてくれている人の存在を知らなかったかも知れない… 今まで、大切なものがあることさえ、守るべきものさえもわかってなかった いつもの空気…いつもの体、そしていつもの人達…… そんな大切な「柱」を僕は当たり前だと思っていた 僕の柱は色んな人の思いが詰まった大切な絆… 太く丈夫でその折れ易い柱を僕は抱いて生きていく 今まで僕は、自分だけが世界の中心であり柱をと思っていた だけど違うんだね 人って言うのは誰もが大切なものを見失って、必ず何かを傷付ける 僕もその一人 何かを失う度にその柱は削れていく 失う事を恐れ、大切なものを突き放して来た自分はいつの間にか孤独を感じていた 孤独と言う名の恐怖に怯え動けず、自分はまるでなにも出来ずに居た… だからこそ、これからの日々を 大切な人達を 絆を 僕の胸の中で守って前に進もう… そうさ、僕のすぐ隣にある柱はずっと僕を見守ってくれる大切な「柱」さ…
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