1章
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「あったも何も… 千秋があたしにキスしてきやがった」 悔しそうに顔を歪める。 「あらー。」 美里はこれは面白いといった顔だ。 「なにその顔。」 「べっつにー? あたしはいいと思うけどな、チュウくらい。減るもんじゃないしね。」 「あたしにとっては減るんだよ!!!」 晃に凄まれると美里は苦笑いをして 「そぉだったね、ごめん。」 と謝った。
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