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店は洋風の家具で統一され
黒の服を来た店員らしき男が少年を見て言う。
「貴方の欲しいモノは何ですか?」
少年は疑問に思った。
店とは何か目的の物を求めて人々が来る場所。
何故、客に欲しいモノを聞くのかと。
『本当に何でもか?』
疑うように少年は男に問う。
男は笑顔で当たり前のように「はい。」と頷いて答えた。
『時間…は?』
少年は問う。
「勿論、御用意しています。」
笑顔で答える男を少年はバカにした。
『そんなこと…嘘だ!』
少年は男の言葉を信じたかったが、嘘だと決め付け
店を飛び出していった。
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