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「あぁ……暇だぁ…」
空を見上げそんな事をボヤいていると、いよ~っと言う掛け声と共に背中に衝撃が走った。
「いって~なぁ、何シバてくれてんだよ。リク!!」
「まぁまぁ、そう怖い顔すんなって」
悪びれもせずに笑ってやがるコイツは、
大谷 陸(おおたに りく)
同い年で、小学校からの仲。何するでも一緒な俺の相棒だ。
「んで、今日は何の用なんだ?お前がそんな企み顔してるって事は、なんかあるんだろ?」
すると、ニヤリとわらい
「暇そうなお前とラスファンやりに」
………ラスファン?
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