最後の思い出

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最後の思い出

「次は大通り、降り口は…」 地下鉄内に放送が流れた。 地下鉄を乗り換え座っている僕らに光がさした。 地下鉄が地上鉄にかわった瞬間である。 終点で降り先輩の車を探す僕らに。 『プープー』 とクラクションの音が鳴り響いた。先輩の車が見えた。中には先輩の彼女とダックスがその腕の中から顔をだしていた。
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