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小さい頃は
目の前に沢山の夢の灯火が輝き
これからの道を明るく照らし出してた
一歩一歩歩くたび
灯火は消えていく
触れようとするたび
灯火は消えていく
気づけば道は薄暗く
あんなにあった夢たちは
ほんの少ししか残っていない
年を重ねると
夢は時に残酷に見え
傷つきたくなくて
重い現実がのしかかって
夢を見るのをやめた
目の前は真っ暗になり
夢の灯火は一つ残らず消えた
夢を見るのも苦しいけど
夢もなく
真っ暗な道を一人歩くのも苦しく
同じく苦しいなら
もう一度くらい夢見てみようと思う
最後の夢の灯火よ
たった一つの灯火だけど
もう一度私の道を照らして
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