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寂しさを紛らわすために
今日もガラスケースを覗く
中には輝くブランド品
餓えた心が欲しがる
自分を甘やかして
迷うことなく買う私
自分の物になったのに
あんなに欲しかったのに
ガラスケースの中では
あんなに輝いていたのに
今この手にとった瞬間
輝きを失った
また満たされないの？
私の心…
『こんな物が欲しいんじゃない…。寂しいの…。』
そんな心の声を聞こえないフリして
泣いてる自分を無意識に隠して
輝きを失ったブランド品を身に纏って
「私、幸せよ…。」
って顔して街を歩く
そしたら私も
ガラスケースの中のブランド品の様に
輝いて見えるかしら？
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