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「どれだけ白く冷たい雪が降ってもその『空』に何もなかったとしても気付いてあげれるような優しい子になるようにって意味をこめてつけたんだって」
空の笑顔からは何者でも包んでしまいそうな優しさがにじみでていた。
そして空は、オレの目を見つめて喋りだした。
「だから、何もない和真のことずっと好きでいるから和真もずっと好きでいてね。」
そして引き寄せられるようにお互い近づき、
「大好きだよ」
オレと空は、軽く口付けを交わした。
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