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そして、デートの帰り道、少し距離をとってオレ逹は歩いていた。
照れ臭くて顔もあわせられない。
仕方ないので思考を別のところにもっていくことにした。
(そういえば、さっきなんで空はあんなことをいいだしたのだろう?)
詩の意味はわかった
雪は嘘、雨は涙、空は人を表していたのだろう。しかし、なぜいきなりそんなことを言い出したのだろう?
そしてオレにはもう一つ気になることがあった。
(これからもずっと好きでいてね。)
普通なら愛を確かめあってるだけにも聞こえるが、空はこんなクサイセリフ自分から言えるようなやつじゃない。
そのことを空に聞いて見ようとしたとき、
「和真、この近くにある神社に行かない?まだ帰るには早すぎるし少し話しもしたいこともあるから。」
空に先をこされてしまった。
空はお願いのポーズのまま頭をさげてきた。
(さっきのことは後で聞くことにするか。)
オレは軽く空の頭を叩きながら、
「よし、じゃあ行くか」
と言った。
すると、空は、いきなり神社に向かって走り出した。
「神社につくまで競争だからね。」
「Σおいっ待てって空~」
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