第二章 第二部

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  そしてオレは、ゆっくりと目を開いた。   その時、オレは桜の木の下にある人影を見て、固まってしまった。   そこには、とても会いたかった 世界で一番大事な人の姿があった。   「空!!」   『ザァァァ』   そのときから   オレの中の雪は溶け、   春の風と共に、 凍てついたオレの時間は動きだした。
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