第一章 第一部

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『バコッ』   後ろから手をまわしてきたオヤジの顔面に裏拳をおみまいしてやった。   「ぐふっ腕をあげたなお父さんは嬉しいぞ!!」   涙を流しながらオヤジは、笑っていた。   「さぁ、もっと父さんをいじって」   「うるさいぞ!!この変態」   今、オレに踏まれてる変態は、オレの父親で、名前は、川上 誠司(かわかみ せいじ)呼ぶときは、オヤジか変態のどちらかなので、この名前は覚えなくてもいい。   母親は、仕事探しで、一年くらい家にいない、たぶん何処かで迷子になってるんだとオレは思うのだがオヤジが・・・ (オレはアイツを信じる!!)っとかわけのわからんことを言って警察にはまだ知らせていない。 こんな感じの普通の家族?だ。  
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