第一章 第一部

6/7
前へ
/75ページ
次へ
「まいどありがとうございます。あなたのお家に幸せを、はこっ」   「むすこをたすけてくれ~!!」   変態(父)は、自分が今死にそうとゆうくらいに必死になって叫んだ!!   「そのようなサービスは、受け付けておりません。またのお電話をお待ちしております。」  『プツッツーツーツー』   「か・ず・ま・・・和真が死んじまうーー。」 天に手をかざして変態が叫んでいる。 「神よ私は、どうなってもいいから和真だけは、どうかたすけてくれ~~。」 『バシッ』 変態の頭に春香は、手刀で叩いた。 「はい、はいそこの変態オヤジも少し落ち着け。」 はぁ~っとため息をつきながら春香は、和真に声をかけた   「でっお兄ちゃんは、朝から猛獣の死に際みたいな声だしていったいどうしたの?」   頭を痛そうにかかえながら春香が聞いてきた。   すると和真は、消えそうな声で呟いた。 「そっ空」   「空お姉ちゃんがどおしたの?」   「空との約束の時間すぎてる・・・。」   それを聞いて春香は、不適な笑みを浮かべた。
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加