透明
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三月十七日、私の大切なものが死んだ。 それは一匹の汚い野良猫で、きっと私以外にそいつの名前を知らない。 だけど、そいつは確かに存在していた。私に頬擦りをした。 そいつが、死んだ。 透明な息をしている、 真っ赤な空が眩しい、 三月十七日、そいつが死んだ。
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