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ユウトと一緒の時間はとても楽しかった覚えがあります。
友達のように話して恋人のように寄り添い、彼は何かあれば支えようとしてくれました。
リストカットも少なくなり、煙草の量も減りました。
中学時代が懐かしく思えるのも彼のおかげだと思います。
彼のことを好きになっていたのだと思います。
でも、あたしはまだやんちゃでした。
それだけでは満足できずにいたのです。
変化と、自分の器量をまだまだ見つけたかったのです。
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