酒鬼薔薇聖斗

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Aが中学3年生になったばかりの、4月24日に中学の生活指導の先生が、Aの弟(淳君の同級生)の多井畑小学校の運動会に来て、「タバコについて、親御さんからも注意して下さい」と言いました。 5月14日 「昨日 A君が友達を殴った」と学校から連絡が来た。 おたふく風邪の弟を病院に連れて行くため、父親が定期検診で会社休みだったため、父親に学校行って貰った。 学校で父親が、何を聞いても、Aは黙ってブルブル震えていた。 Aは親に「あいつは、僕が身体障害者を影で苛めているって、塾で悪口言いふらしたんや。その塾に行っている別の友達から聞いて、2回ほど、友達通じて悪口言わんように頼んだのに、それでも止めへんから殴ったんや」と親に言って、殴った事をまるで反省せずに、悔し涙を流して、友達が悪いと言い張った。 事件後に弁護士に教えて貰った事ですが、Aは猫を殺していると言いふらされて殴ったようです。 「いくら悪口言いふらされても、ナイフで脅したり、拳に時計巻いて歯が折れるまで殴るのはひどすぎる、何があっても人に暴力振るったらあかん」と話合い、3人で相手の家にお詫びに行きました。 相手のお母さんに「子供が怯えてるから」と言われ、御両親へお詫びして帰りました。 「学校には、もう行きたくない」とAに言われ、父親と話して、休ませる事にして、学校へ事情を話しに行きました。 その時 「人の命なんか蟻やゴキブリの命と同じや」と、同級生殴って先生に説教された時に言っていたそうです。 母は「ゴキブリも人間と同じ一つの命やってAは言いませんでしたか?」と先生に言ったら 「違います、絶対そうじゃありません」と言われ、家と学校ではまるで逆の事を言っていました。 先生と相談し、しばらくAを児童相談所に通わせる事になりました。 5月16日から、二人で児童相談所へ通いだし、5月27日、6月5日、9日、11日(両親のみ)16日、24日(相談所からの家庭訪問)逮捕されるまで、通いました。 最初の頃は、生きる気力もないような感じでした。 5月15日から学校休んでいるので、退屈らしく家にあった、美術画集をみて ダリの「燃えるキリン」を気に入ってました。 続く‥
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