はじまり

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「鬼ごっこ」 夢の中で 追いかける君と 終われる僕は 混ざることなく 混ざりたくて 足を停めることは でも何かが邪魔をする 夢の中は 思い出と酷似し この結末を 思い出せない 曖昧な鬼ごっこを 止める時は 一体どちらが勝者なのだろう 逃げる君と 追う僕は いつまでも平行線で いつまでも 結末を迎えられない まるでそう 悪夢の冒頭のようだね
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