『序章』

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静 「真君?何してるの?」 ん?なにって・・・・ 俺は書類の束を持ちながら、 真 「今から屋上からこの書類をばら撒こうかと。札束じゃないのが残念だけど・・・」 静 「・・・・・真君・・・・・・いつからボケ役になったのよ」 静さんは手を目じりにあて、ため息をついた。 若干額に汗が滲んでいる。 真 「ってか、いつからそこに?」 ここは1階の打合せ用の部屋。 今はマンションの改修工事の資料を取りまとめている最中だった。 そして全ての階の資料を纏めていたら、嫌気がさして・・・・ で、現在に至ると。 静さんのいるのは先ほど俺が座っていた直ぐ後。 いくらなんでも部屋に入ってくれば分かるはずだが・・・・
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