『序章』

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静 「真君はかなり集中していたから、分からなかったのかもね。ほんの2・3分前に真君の後ろの窓から入ってきたのよ」 ・・・・・なんかこの人の行動が良く分からん。 静 「真君の書類をばら撒こうとする行動も分からないけど?」 そうかなぁ? 多分、そこいらにいるサラリーマンは日々、机に置かれている紙をシュレッダーにかけたくてウズウズしているはずだが? とりあえず、俺は机に書類を置き椅子へ座りなおす。 真 「で、どうしたんですか?」 今日は特に打合せも無く、書類整理をしていく予定だった。 だから、ここに静さんがいるってことは・・・・ 静 「暇だったから遊び来ただけだよ。と、いうか様子見だね」 様子見? 静 「姉さんとの打合せの後から、なんか様子が変だったから・・・・。なにかあったの?」 真 「・・・・・・なんでもないですよ。多分、俺が書いていた小説を掲載するって言われたから、緊張してるんです」
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