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俺は平然を装い、深く座りなおす。
椅子のクッションが体重を受け止め、多少のゆとりを与えてくれた。
静 「そう・・・・なら良いけど・・・・・」
そう言うと、出口に向かって歩き出した。
出口に向かう前の表情からは、疑いの色が強く出ていた。
ガチャ・・・・
戸を開け、静さんが出て行き、俺はゆっくりと背を伸ばし深呼吸をする。
真 「ふぅ～・・・・さてっと」
気を取り直し、山積みの書類に目を向けた。
だが・・・・・・
・・・・・いつまで引きずってるんだ？
頭の中で、苓ってМ野郎が問いかけてくる。
いや、これは俺の声か・・・・・
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