時雨旅立つ

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阿厳「やがて、二本の刀は別々の人に渡った。」 大吾「それでどうなったんだ」 阿厳「時雨は持ち主の心を蝕みもう一本の刀を探しているのだ。 今まで時雨を手にして無事だった者はいない。」 大吾「そんな…、オレはどうすれば…」 阿厳「もう一本の刀を見つければ助かるかも知れないな。」 大吾「…」 阿厳「ここで一年間修行していきなさい。そうすれば己の進む道がわかるだろう」 大吾はただうなずく事しかできなかった。
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