第1章

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人間の欲求を満たす事(健康な生活を営む、生活のレベルの向上・維持など)が幸福であるとするならば、貨幣とは幸福追求としての道具の一端を担っており、人間を支える番人のような役割さえ持つ万能な存在という事になる。 しかし、前述は貨幣を善い観点で捉らえているだけに過ぎない。極端に言えば貨幣至上主義という単語が当て嵌まりそうである。 貨幣は万能にして万能にあらずという事である。第2章では貨幣の落とし穴について論じてみようと思う。
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