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なんと、田和が捕球した。
『おぉ!すげぇ~!』
松江『ナイスプレー!』
田和『ヘヘッ!どんなもんだい!』
田和は嬉しそうにグラウンドを去っていった。みんなの守備練習が終わった。すると、突然だった。監督が神宮を読んだ。
松江『神宮!投げてみろ!五反田!捕手をしてやれ!』
神宮『はいッ!』
五反田『はいッ!』
二人は素早く、マウンドに向かって走った。
神宮『いくぜぇ~!』
神宮は大きく振りかぶって投げた。
『ビュッ!ギュイーーン!スバァーン!』
五反田『やっぱりな!神宮!お前の直球は世界一だぜ!』
すると、五反田は神宮にボールを返した。
松江『信じられない……!素人がこんな球を放るなんて……!(奴の直球には何かが秘められてる……何なんだ!?)神宮!五反田!ありがとう!もう、結構だ!』
二人は監督に礼をすると、マウンドを後にした。
松江『今年は弥生高校に暑い夏が来そうだな……』
監督は笑顔で青色の空を眺めていた………
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