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それから僕は、あまり迷惑をかけないように賞金がでる有名な大会は、進んででた。そのため、新しい高校には、まだでてなかった。祖父夫婦は、その事を心配していた。そのため約束した6月には、学校を出ると、祖父夫婦は、その日を楽しみにしていた。それが明日だ。高校は、祖父夫婦の家からチャリで10分だった。だから高校には事情と2ヶ月休むと言うことは、言ってある。担任と校長は感動し、寄付金制度についても教えてくれた。
祖父は、ずっと考えている僕の頭に手を置き「まだ高校生なんだから楽しみなさい。お金なんて泰成君や美夏ちゃんのためなら、出してあげるんだから。」お願いだというような言い方に僕は「はい。」と言うことしかできない。祖父がここまで言うのは分かる。母は、十八で僕を生み、結婚した。それから少したって美夏を生み、三十一歳という若さで生涯を終えた。僕たちにも母と同じ人生を歩ませたくない…。そういう意味だと思う。僕は祖父の言葉を胸に明日からの学校も祖父に迷惑をかけないようにしなきゃと決意した。
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