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「やっぱりうまいよね、二人って。」
アルトsax.をやっている同級生が言った。
来「そんなことないよ。ピッチ悪いし音質悪いし。」
「あら?音質すばらしいわよ!」
ちょうど通りかかった先生がにっこりと笑顔で言った。
来「そうですか?秋…」
グリッ
来「…桧森さんはすばらしいと思いますが。」
来都が『秋波』と言おうとしていたので、つねってやった。そしたらわかったらしく、いいなおしてくれた。
「そうよね!来都君と桧森さんはすばらしいのよ!この学校で1・2位くらいなのよ!」
秋「ついでに。どっちが1番なんですか?」
「う➰ん。桧森さんかなぁ。」
秋「よっしゃあ!」
来「オレも自覚してるし。ぁ…桧森さんはすごいもんね。」
オレはそれを言われて少~し嬉しかった。言い直したのはちょっとウザかったケド。
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