∞ヤキモチ

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  「…涼しい」   大きな独り言を言いながら砂浜を歩く   が、一向に先輩の姿は見当たらない   (あ、携帯に連絡すれば…)   「はう…!!忘れてきた」   ポケットをポンポンと何度も叩くが携帯がある気配はゼロだった   (も―…)   「ッ…な」   ん?   「…ひ…なっ」   今度は確実に私の名前を呼ぶ声が聞こえた   私は声のする方に振り向いた  
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