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ハヤト「ふざけてんの?」
頭に赤いハチマキを巻き付けて"1"とかかれたカードを持っている先輩が立っていた
ヒナ「Σはうっ!てか先輩っ…カード?え!一位…走り!えぇ―!!」
ハヤト「俺が走ってんのに見向きもしなかったな」
"いい度胸だ"と言って私の頬をつまむと左右に引っ張る
ヒナ「いひゃいでふっ…」
ハヤト「そんで、俺より美沙が好きなんだよな。ふ~ん、そっかそっか」
つまんだ手を離さずそのまま"うんうん"と一人で頷く先輩
ヒナ「Σそっ!!それは違くてっっ」
慌てて否定すると先輩の後ろにいる美沙がジトーと見てくる
ヒナ「いやっ違くないけどっっ」
ハヤト「違くないんだ?」
ヒナ「Σっもうヤダぁ―」
先輩の手を振り払うと慧先輩の後ろに隠れて2人を見る
ケイ「ほら2人とも日菜ちゃんいじめすぎたら俺がとっちゃうよ」
いきなり慧先輩に抱きしめられる
ヒナ「Σはうっ;;慧先輩っ!?」
すると美沙と隼斗先輩は目を合わせてクスクスと笑い出した
それにつられるように慧先輩も笑う
ヒナ「皆のいじわるっ!!」
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