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「くらえ!!ファイヤーマン!!!」
「ロック‥‥あいつ‥」
ブルースはロックマンがスーパーバスターをためらわず放った事に驚いていた。
「何だよ!!そんな攻撃‥そんな攻撃!!」
ファイヤーマンはバーナーでスーパーバスターを掻き消そうとした。
だが、逆にバーナーが掻き消されてしまった。
「馬鹿な!?ふざけんなよ!雑魚の放ったショットなどくらうかーー!!」
ズバーン!!
スーパーバスターはファイヤーマンの左腕のバーナーブロックを装着するファイヤーストームを放つバスターごと吹き飛ばした。
「俺の左腕が‥‥だが‥燃える!!俺は最後まで戦いは捨てないぜ!」
「何を言ってるんだ‥もう戦いは終わっている‥‥」
ロックマンは一歩足りとも動かなかった。
「両腕が使い物にならなくても足がある。走れるし蹴る事だって出来‥‥」
「アイススラッシャー」
ファイヤーマンの壊れた左肩(左腕は吹っ飛んであるから肩から体内のパーツが飛び出ている)を狙った。
左肩に当たり体内から凍り出した。
「冷てーー!!あぎゃーー!!発火プログラムが!!動力装置が!記憶プログラムが!凍って行くーー!!」
「ファイヤーマン‥‥」
ロールは目をつぶり、耳を塞いだ。
弟の苦しむ姿と声を見聞きしたくなかった。
「ファイヤーマン‥君の武器チップをもらうよ‥君の死は無駄にしない!!」
ロックマンは吹き飛ばしたファイヤーマンの左腕からファイヤーストームの武器チップを取り出した。
アイススラッシャーが体内で凍り付きファイヤーマンは対外は凍らず体内がカチコチに凍結した。
「ま‥‥待て‥‥」
「ファイヤーマン‥」
「お‥俺は‥‥お前‥を‥‥た‥た‥倒す‥‥倒さ‥ない‥と‥復讐‥果たせ‥‥ないし‥‥ワイ‥ワイリー‥‥のジジイ‥‥に‥‥」
「ワイリー!!お前達を改造した奴か!?」
ロックマンは怒った顔で言った。
「ふ‥‥復讐‥はた‥果たすまで‥‥‥ガーーー!!」
ファイヤーマンは最後の力を振り絞りロックマン達に襲い掛かった。
「アイススラッシャー」
だが、アイススラッシャーのエネルギーは無かった。
廃棄物処理場の暴走ロボットやステージ内のバーナーブロック、ファイヤーマンとの戦いでエネルギーを使い果たしたのだ。
「エネルギーが無くなったか!?」
「終わりだー!!終わ‥終わ‥‥終‥‥」
ファイヤーマンは力尽きたのか倒れてしまった
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