「そこに至り」

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「そこに至り」

  そこに至り。風がふく   稲妻が落ち、濡れる日もあった   笑う日もあった   霧の中で唯一の標であったから、全てを投げ打ち、そこへ走った   また、優しくもあり、傷つけたりもした   何ものも恐れない自分は、一番弱かった   しかし、今の私があるのは、あなたと君のおかげであるから   いつでもそこにいた事をわすれない   そして、常に青くあるようにと思う
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