波瀾万丈ランキング戦

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ドガァンッと、大きな音をたてて開く寮管室の扉 「上条さん、急患です! 救急車よっん……………」 いくら小柄とはいえ、流石に人を一人抱えて走った春樹は肩で息をしながらも入寮のさいに、一度しか会ったことがないが寮管室にいるであろう主、上条さんに呼び掛けるが、飛び込んで来た部屋の中の光景に慌てていたのも忘れ、固まった。 重なり合う肢体 そして情事特有の精液の匂い 壁に手を付き下肢を丸出しで腰を突き出した小柄な体に、後ろから覆いかぶさるように重なる逞しい体、一見着衣はしているが、スラックスの前はしっかり開いていて、小柄な体と繋がっている。 まさに情事の最中 「オワッ、なんだなんだ!?」 「あ、ああっあっ、やん、ノブさぁん!」 扉を蹴破って入ってきた、俺達に目を見開き、びっくりして固まる上条さん そして、上条さんに覆い被さられていた小柄な生徒が甲高い声をあげて、壁に精を放つ瞬間をバッチリ、ハッキリと目撃した俺 はぁはぁと荒い息をつき、ズルズルと崩れ落ちる小柄な生徒 部屋には、床に崩れ落ち快感でピクピクと震える生徒の荒い息のみが響き、斎を抱えたまま固まる俺と、股間をさらしたまま固まる上条さんの姿が……。
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