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俺が聖夜の腕の中で照れていると
「あーっ、ゴホンッ!」
ふと顔を上げて声のした方を見ると、斎がなんとも言えない真っ赤な顔をして、キョロキョロしていた。
忘れてた!!
俺は、今更ながら聖夜の腕の中にいるわけで、しかもしっかり抱きしめられてるし………、全部見られた!
ギャー!ハズッ!!!
さっきまでの感動はどこえやら、恥ずかし過ぎて、斎の顔がまともに見れません
顔を真っ赤にして、隠れるように聖夜の胸に顔をうずめると
「春樹…………」
クイッと顎を持ち上げられ
「んっ?」
「うんっ……っぁ!?」
チューされてます!
本日二回目のディープなやつです!
「ふっ……、あっ、ん」
クチュッ…
チュッ…
「んっ、………やぁ、はんっ……」
何で俺、こんな女みたいな声だしてんのー!?
っていうか、斎見てますから!!
俺が力の抜けた腕で、精一杯聖夜を離そうとするけど、足の力も入らなくて逆に聖夜にしがみつくみたいになっている。
聖夜が堪えきらなくなったように
「春樹、俺の部屋行こう。」
キスの合間に囁いて、
返事をする間もなくヒョイっと抱き上げられた。
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