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そんなこんなで早々と時間は二日過ぎ、試験当日
｢……よし!｣
カイは紅の結晶の制服であるいつもの服に着替え握り拳をつくる
｢準備はできたか？｣
スイの問いにカイは頷くと二人は揃って部屋をでた
やがてソラとエリサとも合流し４人は試験会場へと向かう
｢じゃあね、落ち着いて頑張るのよ？｣
｢僕達は中庭で待ってるからな｣
大きな、それも立派な扉の前に辿り着くとエリサとスイはそう言葉を発した
｢任せてよ!ちゃんと合格してくるよ!!｣
｢俺達はこれに絶対合格しないとならないからさ｣
二人は笑顔で言うとカイは扉をノックした
｢紅の結晶、見習い召喚師のカイとソラです。試験を受けに来ました｣
｢……入れ｣
カイがそう言ってしばらくすると威厳のある声が部屋のなかから聞こえてきて二人を促す
｢｢失礼します｣｣
一言言ってから入ると部屋は広く、その中心に三人の男性が立っていた
１人は４人の師父であるロウ=テイラー
スイの義理の父親でもある
１人はナイアス=ヘリン
紅の結晶の幹部の一人でありかなりの実力者だ
そして…
｢カイとソラだな？こっちに来い｣
先程の威厳のある声の主でありこの組織のナンバー２
ルカ=バンニールだ
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