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桜の葉が美しく
青々とする月
蜃気楼の向こうに
私は何を見るだろう…
誰かと手を繋いで歩く道?それとも、1人でふらりと出かける姿?
否…落ちる砂時計の砂にしか答えは解らない…
誰にも止めることのできない時の砂…サラサラと落ちては儚く消えてゆく
水平線に沈む
夕日を見ながら波を追いかけ波打ち際へ
私はもっと強くなる、どんな逆行にも泣かずに立ち向かう強さを手にする…必ずと誓いを胸に天使と悪魔に口付けをし…甘酸っぱい林檎を頬張る
幼さ残る面影はいつしか泡のように消え少女は大人へ変わる…
時の歯車は変えることはできない…だが運命の歯車は変えることができる…
どんな事がこの身に起きようとも…毎日を一歩ずつ踏みしめ歩めば運命の歯車はいつか噛み合う…そう信じて私は歩を止めず前へ進む…
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