夏の思い出

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キーンコーンカーンコ-ンとチャイムが鳴り、昼休みが終わって、授業が始まる。 まだあいつが本当にあの時の奴かわからないしなぁー じゃあその時のことを証明するために俺と花火大会に行ってくれ。 それってかなり一方的で自分勝手じゃね!? こんなんじゃ 「何であんたの私事に付き合わなきゃならないのよ。」とか言われそうだな。 などと授業中にぶつぶついいながら考えていると 「和泉!何をぶつぶつ言っている。」 と先生に指摘された。 なんで俺があんな奴のためにこんな悩まなきゃならねえんだ。 考えたって、伊集院の反応なんてわかんないんだから、考えるのやめよ! そうして午後の授業とホームルームが終わり、伊集院を花火大会に誘う時が来た。
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